「水と安全はタダ」という時代が長かった日本に住む私たちにとって、これまで個人情報の重要さを認識する意識が非常に低かったことは間違いない事実です。
ところが日本でもここ最近、個人個人がいかに自らの情報を管理するかといった意識が強くなってきています。
それは多くの人が、「どうして自分の個人情報が見ず知らずの人に知られてしまうのだろう」といった当たり前の疑問を、少しずつ持ち始めたからではないでしょうか。
その理由として、ストーカー犯罪や、そこから繋がる痴漢被害、親しい友人にしか教えていないはずのメールアドレスなのに、ひっきりなしに送られてくる迷惑メールの増加などが挙げられます。
ストーカーはどうやってターゲットの情報を収集しているのか、迷惑メールを送ってくる人や電話をかけてくるアポイントメント商法の業者はどうやって家族構成まで調べているのか。
そのほとんどは、売買されている学校の卒業名簿や会社の名簿、各種団体会員名簿などからの情報です。
住所や電話番号、家族構成はもちろん、中には趣味や行きつけのショップなどまで明記してある名簿もあるといいます。